高血圧|栗東市で内科をお探しの方は、『あらき内科クリニック』にご相談ください。

あらき内科クリニック

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高血圧

高血圧について

心臓が収縮したときの血圧が140mmHg以上、または心臓が拡張したときの血圧が90 mmHg以上の状態を高血圧と呼びます。

血圧が高いままの状態が続くことで、動脈に負担がかかりますので、動脈硬化が進行して心臓の負荷も増えていきます。そのため心筋梗塞、狭心症などの心臓の疾患や、脳梗塞、脳出血などの命に係わる大きな障害を起こすリスクが増大します。放置することなく、適切な治療を受けられることをお勧めします。

高血圧の原因と予防

血圧をあげる原因

  • ・肥満
  • ・精神的なストレス、怒り
  • ・不規則な生活、睡眠不足
  • ・喫煙
  • ・飲酒
  • ・塩分の高い食事
  • ・暑すぎる空間・寒すぎる空間

血圧をさげる因子

  • ・減塩
  • ・禁煙
  • ・禁酒
  • ・軽い運動
  • ・休息
  • ・睡眠
  • ・安定した体重

血圧の目標値

当医院では、血圧が高い方にむけた生活習慣の指導を積極的に行っています。長期にわたって安定した血圧を保つには、医師の指導を受けることが最も有効です。
血圧のことが気になるという方は、是非私たちにご相談ください。患者さんの現状の生活を踏まえた、適切な改善方法を提供いたします

診察室・・・・・140/90mmHg未満
家庭血圧・・・・135/85mmHg未満

(ただし、75歳以上や糖尿病、腎臓病、脳血管障害のある方は目標値が異なります)

高血圧の治療法

高血圧に至る原因は患者さんごとに異なります。生活習慣に起因するものや、他の病気から来ていることもありますので、当医院ではまず問診や検査で、それを明らかにすることから始めます。
食事療法や運動療法、禁煙などを含む生活習慣の改善、更に必要であれば投薬も含めた対策を行います。塩分の取りすぎが見られる方は、減塩食を取り入れるだけでも改善に向かう場合もあります。薬を服用していただくに当たっては、長期間になる可能性も踏まえて、経過観察をしながら量の増減や種類の変更などをおこなっていきます。

食事療法

高血圧の方の食事を指導する際に、もっとも気を付けていただくようお話ししているのは、塩分を取りすぎないようにすることです。塩分は体内の水分量を増やす効果があり、血圧の上昇を招きます。現在の日本人の平均的食塩の摂取量は、1日当たり10g以上というデータがありますが、血圧が高い方はこれを6g未満に抑えることが望ましいと言われています。

また、飲酒の習慣も血圧の上昇につながります。1日当たりのアルコールの摂取量は、男性なら20~30mL以下、女性なら10~20mL以下(エタノール換算値)に抑えることを心がけましょう。
腎臓が健全であれば、アボガド、バナナ、ほうれん草などカリウムを多く含む食品を取ることは有効です。
他にもコレステロールを控えめにすること、食事全体のカロリー摂取量を管理し、体重を適正にすること、魚(魚油)を積極的に摂取することなども血圧の安定に役立ちます。

運動療法

ウォーキングや水泳、サイクリングといった有酸素運動を適切な範囲で継続すると、血圧を低く保つことができます。これは有酸素運動が、血圧上昇につながる神経の働きを調節することによると言われています。医師に相談しながら、できるだけ30分以上の有酸素運動を毎日続けましょう。

薬物療法

血圧を下げる効果を持つ薬(降圧薬)は非常に多く存在し、それぞれに使用目的や作用が異なります。私たちは患者さんのその時の状態や年齢、合併症の有無などを考慮し、それぞれの方に合った降圧薬を選定します。2~3ヶ月程度服用して、投薬時に設定した目標値まで改善していなければ、薬の種類を変えたり、量の増減をしたり、などの対策を講じます。